骨盤と背骨の歪みによる病気との関係


私たち人間の背骨は、横から見ると首で前、背中で後ろ、腰で前と適度なS字カーブを描いています。
これは、身体を支える大黒柱である為と、脊髄を保護し自律神経の働きを正常にする為と同時に衝撃を吸収する為のS字カーブです。ところが、様々な生活習慣（※）が原因となり、骨盤・背骨に歪みが生じます。例えば、肩こり・腰痛が一番身近な例です。その大半は骨盤・背骨の歪みが原因と考えられています。
※生活習慣
事故やケガ、作業習慣などのクセ、栄養のバランスの悪い食事、運動不足、肥満、喫煙、睡眠環境など

悪い生活習慣が骨盤を歪ませ、骨盤が歪むと背骨も歪みます。すると、背骨の間から出ている自律神経を圧迫します。この状態が続くと、自律神経を傷つけ炎症を引き起こしたり、各内臓神経系統の調節を乱す為、筋肉が歪んだ背骨や骨盤をこれ以上ズラさせないようにと緊張し、その結果血行不良を起こして、腰痛・肩こり等の症状が起こるのです。それを放置しておくと、慢性症状となり様々な生活習慣病・合併症を引き起こす可能性を高くします。
歪みからくる姿勢の崩れは身体の外部だけでなく内部にまで悪影響を及ぼすのです。この根本原因である骨盤・背骨を正常に戻すことが、多くの病気を改善する決め手であると言えます。


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